パリで認知症のブログ

パリ在住のシニアです。リタイアした認知症予備軍の夫との生活とパリの老人ホーム。

☆☆☆パリで認知症☆☆☆

パリの老後や認知症に関する記録日記

老人施設でコロナ

こんにちは。


毎週火曜日と金曜日に、パリの高級老人施設に、昭子を訪ねて面会に行っています。
2月21日火曜日には、昭子さんは、鼻声でした。


そして、木曜日に、昭子さんの友人のアンヌさんから電話が入りました。


施設から電話がかかって来たけど、昭子さん、ベッドから落ちたんだって!


ええ~! それで怪我は無いの?


電話では何も言ってなかったよ。明日でも様子を見に行きたいけど、暫く行けそうにないわ。


大丈夫、金曜日午後に私が行ってくるから。


と。


さらに、金曜日のお昼近くになると、電話が鳴りました。アンヌさんでした。


昭子さん、コロナになったんだって! 今施設から電話がかかってきたわ。


ええ~!


貴女が金曜日行くと言ってたけど、1週間面会謝絶だそうよ。貴女も感染リスクがあるからPCR検査しておいてね。


そう。次回は3月3日の金曜日に面会に行ってくるわ。。


という事で、PCR検査をしましたが、私は陰性。ワクチン4回打っていて、本来ならば5回目をすべきなのでしょう。 かなり用心している事もあり、今までコロナ感染は1度も無いです。


それにしても、施設で感染者が出たら、全員感染しますよねえ。。。
本当にコロナであろうか?


この高級老人施設グループは、何かとスキャンダルが多く、TVでもやっている有名施設。
ここの現場で働く看護ヘルパーの黒人さん達が最悪・・・



昭子さんは、このヘルパーの黒人さんに殴られたりしているんじゃないか?と、青あざがあるので、私に会わせないように面会謝絶にしているのでは? と、つい疑いたくなるような現場を何度も見ています。


こんな事もありました。
私が施設のリビングに行ったら、黒人の看護ヘルパーが2名が、一番良い席をぶんどってTVを見ながらおしゃべりしていた。
近くにいた昭子さんを部屋の端に追いやって、昭子さんは、怒っていました。



私は、こんな施設に入りたくない! まあ、年間1000万円も払いたくも無いし、50%のフランス人のように、自宅で、介護支援やらを受けて自宅から天国に行けるのが、理想的かも・・・
しかし、介護支援等を手配してくれるような家族がいないので、施設に認知症になる前に、自宅を処分して、自分で入居するしか方法なさそう・・・
不安な老後・・・
とは言え、未だ年金生活にもなっていないので、3年後のリタイヤ後に考えなければならない大きなテーマです。



アンジュ

カーディガンを穿いたご婦人

こんにちは。
なかなかブログがアップ出来ずに申し訳ございません。


パリ老人施設の昭子さんは、今年90歳になるので、認知症がじわじわと進行しているのが感じられます。


週に2回面会に行っていて、私の顔は覚えていますが、名前は憶えておらず、いつもこういいます。


まあ~、お久しぶり。


ご自分でも、何が何だか分からなくなる事も多いので、指を頭に当てて、くるくる回し、今日は頭の調子が悪いというジェスチャーをします。


高級老人施設で、他の方々は良い身なりなのに・・・


今日の昭子さんは、スカートもパンタロンも穿かず、何と!カーディガンを穿いていました!


毛糸のスカートと間違えているのかしら?

朝、介護ヘルパーの黒人さんが、何もしない証拠・・・

せめて、洋服だけは、選んであげて欲しいものです。
これで、年間1000万円以上支払う高級施設とは、悲しい・・・



アンジュ

老人施設の洋服チェックで唖然・・・

こんにちは。ご訪問頂きありがとうございます。


明けましておめでとうございます! 今年も宜しくお願い致します。


パリの元旦は、凱旋門の素晴らしい花火と一緒に開幕となりました!




1月3日、かねてより行う予定だった、昭子さんのお洋服の棚上げ=洋服チェックを行った。
パリの老人ホームの現場で働く看護士ヘルパーさん達は、ほとんどが黒人さん。
黒人さん達と言えども色々。人種差別するわけでは無いが、アフリカ系の黒人達は、欲しい物があると、手が自然に動き、家に持ち帰る! というのは、良く知られた話。


そして、同じ職場でこういう事があると、フランス人は分かっていながら、いやに寛容となる・・・


洋服が無いって? 何かの間違いでは? クリーニングから帰ってきていないだけなのでは?


フランス人達は、親切な人が多いし、ネガティブに考えたくない。知っている人が家に持ち帰ったのを知ったとしてもスリと同じで、その現場を見つけない限り、証拠がないので、口をつむぐ。。。


よって、後見人に、5月に20枚買った洋服が未だ残っているのか? 又、今洋服は何枚あるのか? 不足していれば、買い足さなくてはならない!
よって、こういう事を知って貰う為の棚上げ=洋服チェックだった。


昭子さんは、認知症。老人施設のお部屋は、ご自分の買ったマンションと思い込んでいるので、彼女がいる時には、私はお部屋に入れない。
そこで、ランチ時間=12時半~13時半の1時間の間、昭子さんはレストランに行くので、その間に、タンス内の洋服チェックを行った。
高級施設(1ヵ月=5500€。今のレートで80万円位)の看護士兼コーディネーターの若いフランス人女は、私が協力を依頼しても非協力的な返事が返って来たので、あてにならない。


日本人元看護士の知人に依頼して、2人で行った。
結果・・・


冬物トップスは、下記のように、10枚程度しかない。


夏物トップスも約10枚程度




それぞれのシーズンのボトムが各10枚程度・・・


5月に購入した20枚の洋服は無いどころか、着ていたのを1度も見た事が無い洋服も多い。
ワンピースは、1枚も無くなっていた・・・


下記の洋服は全て紛失・・・



これでは、どんどん買っても、どんどん無くなる・・・


高級老人施設でこれだから、安い施設では、日常茶飯事・・・


こんな老人施設には、入りたくない。


しかし・・・
日本の老人施設は、おば捨山のようだと、YOU TUBEで見た。


出来れば、ずっと自宅で過ごし、エリザベス女王のように、ぎりぎりまでお仕事をして、眠るようにあの世に行くのが私の理想だが・・・


神様にお祈りしている。
いつも良い子でいるから、どうぞ老人施設に入らずに人生を全う出来ますように・・・


アンジュ