パリで認知症のブログ

パリ在住のシニアです。リタイアした認知症予備軍の夫との生活とパリの老人ホーム。

☆☆☆パリで認知症☆☆☆

パリの老後や認知症に関する記録日記

老人施設で虐待か?

こんにちは。
7月19日火曜日に、老人施設に行って、昭子さんにお会いしたら、何と!腕に青あざ・・・


痛いですか?
と青あざに触ると・・・


抑えると痛いけど、大したことない。大丈夫。
と、認知症の昭子さんは、答える。


帰宅後に早速、後見人のナナさんと老人施設に入る前の昭子さんを知るアンヌさんにコンタクト。
アンヌさんが、翌日水曜日に機敏に施設と話し合い、結果の電話をくれた。


どうも血の検査をしたようで、空気が入ったみたいね。
腕の方は大丈夫なんだけど、今日、転んだらしくて、尾てい骨に青あざ作ってしまったので、レントゲン検査するそうよ。


え!?
と、私は驚いた。転んだとは・・・
う~ん。。。
シャワーに入ったり、髪を洗うのが大嫌いな昭子さん。しかも人に洗って貰うのを猫のように拒否するのは、施設でも有名。
黒人の看護ヘルパーさんが、すごく荒い人で、昭子さんの世話が大変で嫌がっていたのを思い出す・・・
まさか? 虐待って事は無いでしょうね?と、自分を安心させたが・・・
この高級施設グループの中の超高級な施設の方では、昨年も黒人男性介護ヘルパーによる虐待が大問題になっていた。
ちなみに、昭子さんは、毎月5500€=77万円の施設費の他に、美容師、爪カットネール、定期的医療検査代金と付き添い代金等を後見人が支払っている。
既に5年入居している。
支払えなくなった時には、日本の姪御さんが支払うか、公立施設の安い所(地方だと月2000€位。パリだと3000€位であろうか・・・)に、移転させられる。



今日は、昭子さんに会うので、尾てい骨が痛むか聞かなければ・・・



この所パリは猛暑で日陰で41度! 今日は、28度と普通の温度になったが、連日の暑さで、施設のテラスには、誰もいない。


アンジュ