パリで認知症のブログ

パリ在住のシニアです。リタイアした認知症予備軍の夫との生活とパリの老人ホーム。

☆☆☆パリで認知症☆☆☆

パリの老後や認知症に関する記録日記

老人達はシャンゼリ―ゼ大通りへ!

こんにちは。ご訪問頂きありがとうございます。


今日老人施設を訪れたら、多くの方々は、お出かけのご用意をされていました。
専用小型バスでシャンゼリ―ゼ大通りに行くようです。


シャンゼリ―ゼ大通りは、今は、クリスマスネオンが綺麗です。
こういうレクレーションは良いですね。

これは、数日前に私がシャンゼリ―ゼ大通りを通った時の写真です。


老人施設としては、出来るだけ多くのレクレーションに参加して貰って、老化予防と考えているようです。
外出せず、施設に残った昭子さん達には、レストランで、冬の講演会だとか・・・冬はどうして寒いか?とか、こういう説明のようです。
が、それにも参加したくないという昭子さん。


お隣に座っていた80歳代の足の悪いおばあさんに、シャンゼリ―ゼ大通りに行きましょう!と、誘いに来た人がいたのですが、大声で、
『ノン!』 (嫌!)
と怒鳴っていました。


老人になると気難しくなるし、子供に帰るのでしょうか・・・
それとも。。。
フランス人達は、強制されるのが大嫌い。自由に生きてきたので、施設でも好きにさせておいてくれという事でしょう。


それにしても、施設にいても、1日のルーテイングがあるので、朝何時に起きて、身支度して、ランチは、12時半~1時間で、午後には、レクレーションに参加して、18時から夕食で・・・


ちょっと忙しいですねえ。。。


この所、風邪をひいて寝込んでいた私は、ちょっとふらつく足で施設に行ったので、のんびりしたいご老人達の気持ちが良く分かりました。
私もお仕事が無ければ、朝はゆっくり起きて、まったりと1日過ごしたい・・・な~んて思うものですから。。。 苦笑


このパリの施設にいると、刺激もあるし、昭子さんは、一向に老いることが無い感じ。
いつもお元気。
今日は、私が趣味で弾いているショパンのヴィデオを聞きながら、ショパンのお話をしました。


アンジュ