パリで認知症のブログ

パリ在住のシニアです。リタイアした認知症予備軍の夫との生活とパリの老人ホーム。

☆☆☆パリで認知症☆☆☆

パリの老後や認知症に関する記録日記

夫の物忘れ・2022年12月

こんにちは。
ご訪問頂きありがとうございます。


夫は、今月末で67歳。年金生活者です。
日本の年金がおやつ代程度ですが、わずかながらあります。
そのわずかながらの金額の受給の為には、毎年かな? 不便な場所にある日本大使館に出向き、フランス在留証明書を入手して、日本年金機構に送付しなければならないのです。
この在留証明書入手には、2回に渡って日本大使館に出向かない事には、入手出来ないのです。



日々仕事をしていないのだから、その位はして下さいという言わんばかりの日本年金機構からの要求です。


これが、結構厄介なんです。


今は、私の仕事が詰まっているので、彼に付き添って日本大使館に行けないので、1人で行くようにお願いし、ご本人も大丈夫と言う感じでうなずいていた。


所が・・・


1回目は、書類に事前に私が書き込み、夫はそれを日本大使館に届けました。
2回目の明日は、日本大使館の印鑑を押して貰った書類を取りに行くだけなのですが・・・


今夜、彼は私に、こう聞いてきたのです。


明日、日本大使館に行くけど・・・何しに行くんだった?




えっ!


驚いた! もう、忘れてしまっているのです。


在留証明書を取りに行く と紙に書いておいてね。



将来が怖い・・・ 
いつか、私の事も忘れてしまうのでしょうねえ・・・


アンジュ