パリで認知症のブログ

パリ在住のシニアです。リタイアした認知症予備軍の夫との生活とパリの老人ホーム。

☆☆☆パリで認知症☆☆☆

パリの老後や認知症に関する記録日記

2022年4月に書かれた記事

  • 認知症患者の感動と喪失感のギャップが危ない

    こんにちは。 89歳の認知症昭子さんとの接触は、だんどんと現実味を増してきた。 まず、認知症患者との接触の仕方は、下記と考えていた。 ①間違いを否定しない。 ②相手のペースで受け答えして、出来るだけ相手に話させる ③いつも笑顔で明るく不安感を消し去る ④プライドを傷つけずに、相手を尊重し、尊厳を守... 続きをみる

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  • 老人施設等で働く黒人さん達

    こんにちは。 昨日の施設訪問では、ほとほと疲れました。。。 アルツハイマーの昭子さんは、10の内1つは分かります。しかし、10分後には、もう忘れてしまいます。が、気になる事は、1時間に10回以上同じ事を言います。 アルツハイマー患者の重症者のように、手が小刻みに震えたり、よだれを垂らす事も無いし、... 続きをみる

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  • 老人施設でミサ

    こんにちは。 フランスは、ベースがカトリック。 ルイ15世の娘達もカトリックで、フランス王家にふさわしい人物の所に嫁がせたかったらしいが、如何せんプロテスタントは多くてもカトリックは少なく、嫁に出せず生涯独身だったというほど。 そして、中世にはお城や病院には、礼拝堂があり、個人が祈りを捧げる事が出... 続きをみる

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  • 老年者精神医学

    こんにちは。 日本の老人施設には、老年者を対象とした精神科医は常時お仕事をされていらっしゃるでしょうか? 日本は、心のケアや精神的痛みをおなざりにしてしまうような印象があるのですが、如何でしょうか? 私の父は、高齢で他界する前は、老人鬱となり精神科に通って薬も処方されていたが、話を聞くと、あまり良... 続きをみる

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  • 老人施設はロダン美術館訪問日

    こんにちは。 今日は、老人施設に行ったら、ホールにアルツハイマーが軽めのアニーやら車椅子の人達と新しい施設の女性責任者がいた。 何かあるのかな?と思って、レセプションで聞いたら、 今日は、ロダン美術館訪問日ですよ~♡ なるほど。今日は、お天気も良く、21度と暖かく、気持ちの良い日だ。 私も長袖ブラ... 続きをみる

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  • 老人は変化が嫌いになる

    こんにちは。 パリの老人施設に行ったら、いつも物静かな昭子さんが、怒っていた。 どうも日本より郵便小包が届いたらしい。 老人性認知症だが、覚えている事もある。 介護士さんが言うには、施設の方針で、小包が届いたら、包装紙を破り、中を確認し、責任者のニコルさんが、直接手渡ししながら説明するとの事。 昭... 続きをみる

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  • 老人施設でシャンパンが!

    こんにちは。 認知症で身寄りの無い89歳の日本人女性を訪問する為に、パリの老人施設に、週に2回行っています。 前回は、そこでシャンパンが出ました!流石フランス! 苦笑 今日は、その理由を記載。 週に頻繁に、何らかのイヴェントを行い、この老人施設では、退屈している老人達を喜ばせて、彼らたちの心のケア... 続きをみる

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